2011年06月12日

新興国で小型と割安がツボにはまった時のリターン

Dimensional Fund Advisors Overview
http://quote.morningstar.com/fund/f.aspx?t=DEMSX
http://www.dfaus.com/pdf/fact_sheets/intl_equities/emg_mkts_small_cap_port.pdf
新興国小型割安。

http://www.dfaus.com/pdf/fact_sheets/intl_equities/emg_mkts_value_port.pdf
新興国割安。

ベンチマークのグロスは税引き前配当再投資、ネットが税引き後配当再投資。年金勘定など非課税口座投資していた場合に実現するリターンが派手なことになっているファンドのリターンです。ただ、個人売りもしていますが、初期投資額が日本円で億単位だったので、普通の個人では無理でしょう。Firstradeだと、そもそも販売されていません。

5年リターンだとベンチマークであるMSCI新興国株式と大きな差はありませんが、複利効果で10年や設定来のリターンは4%以上の差が出てきます。

資産倍増計画で用意される新興国中小型株ファンドが新興国ミッド・スモールバリューインデックス投資を実践して無駄なことをしなければ、10年単位では、新興国株式のインデックスファンドに投資した場合よりも、投資結果はよくなる可能性があります。ただ、取ったリスクに対して報われるリターンではありません。

付け加えると、スタイル投資のキモは、バリューなりグロースのスタイルを貫徹することにあります。それを放棄しては、市場平均に対しても勝ちはありません。マルチファクターモデルでスタイルローテーションを試みて、グロース相場でグロースに乗り、バリュー相場でバリューに乗ろうとする。必敗の戦術です。それをやられると、早期償還コースになるでしょう。

http://www.google.com/finance?q=DFEVX+DEMSX+dem+EEM+DGS
参考チャート。配当が入っていない動きになります。DFAのファンドは金がたくさん入っていますので、設立当初はいざしらず、現在では、インデックス(ただし、エマージングバリューとエマージングスモールバリュー)に近い動きなります。だったら、最初からエマージングバリューかエマージングスモール(バリュー)のインデックスファンドで低コストのものが日本で一般売りされれば余裕で勝つる! 

はず、なんですが、なぜか、アクティブ運用で高コストのファンドが販売されることになっているというわけです。あと、日本株式のバリューインデックスファンドもありません。


Barron's/Lipper Ranking of the Top Mutual Fund Families - Barrons.com
米国でファンドに投資する場合、教職員などではない個人だとTIAA-CREFは利用できないでしょうから、やっぱりVanguardしかないゼーという結果になると思います。お金持ちは別として。
posted by ことばもないひと at 18:36 | 日記