2009年02月02日

配当スワップ指標が下がっても買い発言

Dividend Swap Index - Google 検索
「株式の配当だけくれ」という虫のいい話は通じませんが、「配当が変動するリスクで博打、博打で勝てば、源泉徴収税がない国だと通常の配当にくらべて税がお得になる」は可能です。

Stockmarkets | Uncharted waters | The Economist
Fourth, hedge funds were big players in the dividend-swap market and were forced to cut all their positions last autumn.
で、普通の株式配当の課税に比べて、源泉徴収分が無い分お得だぜプレイができたのは主にヘッジファンドでしたが、大きい取引をしていたヘッジファンドが打撃を受けて配当スワップも投売り、指数も下げ状態らしいです。ヘッジファンドは4番目の理由で、理由1〜3もあります。

通常は高配当な金融株が公的資金投入や国有化されたら配当は切られる。DJ EURO 50銘柄ではありませんが、シティやバンカメも四半期で最大1セントになりました。次に、金銭でなく株式配当に切り替わったらどうも駄目なようで、実際に株式配当に切り替わっているところも出てきている。あと、そもそも、金融危機で普通に配当が減る。

配当スワップは未来の時点での配当への賭けなため、取引参加者が配当は減ると予想すれば下がります。いまは下がっているので、市場の予想は減配です。じゃあ、駄目じゃんってことなのですが、次の記述で買い煽りが入ります。

The net result is that the market is pricing in a pretty severe outcome. American dividends more than halved between 1929 and 1931, but that was an extreme low; they have increased more than a hundredfold in nominal terms since then. According to Mr Long, the market is not expecting any dividend growth after 2010. Even in the depression, dividends more than doubled between 1931 and 1936.

(記事の前段にある日本の株式の配当が3割ぐらいカットされるだろうというところを無視して、都合のよい買い煽りの)後半だけに注目するのです。シーゲル派だから。

しかし、1929-1931はだめだったけど、不景気でも1931-1936は良かった、配当も倍増したというのは、完全なバックミラー発言、「底値で買えば儲かった」と同じなので、どう投資に活かせばいいのか。そこが問題です。インフレになる前のデフレの時にインフレ対応債券買っとけと同じ。ジャンピングキャッチ、ボトムリリースだけは回避できるかも。
posted by ことばもないひと at 18:57 | 日記