2016年11月21日

投資信託の信託報酬のわずかな差は運用で呑み込まれる  iFreeのダウインデックスファンドは先行3(+1)ファンドにまでたどり着けるの?

iFreeNYダウインデックスファンドの話を見て、信託報酬が安いのでそっちがいいかなという話を見ました。いま日本で販売されているダウインデックスファンドで、ネットでさくっと積立できるのは三菱野村(eMaなんとか)、大和(iFree)、三井住友(SMT)、日興(いろいろ)の4種類です。キンカブつかったりと他にも手段はあります。しかし、ここでは3つを比較してみます。結論から先にいうと、投資先が同じで信託報酬が1%も違わない場合に、三菱、大和、三井住友、日興のなかから投資商品を選ぶなら、ノーロードならぬノータイムで三井住友を選んだほうがマシな結果になるでしょう。以下、てきとうな解説

iFree NYダウ・インデックス
http://www.daiwa-am.co.jp/funds/detail/detail_top.php?code=3312
DIAMと見間違えるURL。ダイワム。みずほがシステム統合でアレなことになったら投信はダイワムで合併でいいですね。なお、現時点でDIAMにはダウのみならず、北米株式のインデックスファンドがありません。

SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン
http://www.smtam.jp/fund/detail/_id_261/
SMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンド
http://www.smtam.jp/fund/detail/_id_112/
(ここで自らがSMTAMからSTMへ乗り換えを忘れていたことが判明。SMTAMが値下げすると思って放置していたことが一因。良い子はSMTの方を買いましょう。マザーファンドが一緒ですので、SMTAMちゃんはコスト差でSMTに必敗します。あと、SMTAMは分配金を出しているので課税でもやられています。やめてくれ! 銀行売りのファンドに新しくSMTAMをぶち込んでくるところも油断できねえ。いくつかの銀行は2014年以降でも、新しく販売する際に、インターネット専用ファンドでSMTAMを選択するどうしようもない行動に出ています。小銭を惜しんで信用を落とすパターン)

インデックスファンドNYダウ30(アメリカ株式)
http://www.nikkoam.com/products/detail/642320

eMAXIS NYダウインデックス
http://www.am.mufg.jp/fund/260818.html
よく分かる信託報酬のわずかな有利が運用で呑み込まれた例。先物多めで頑張っていますが、信託報酬が高いSMTAMに1年リターンでも3年リターンで負けています。銭が集まらないと辛いままでしょう。集まって、信託報酬が自動的に下がっても逆転できるかどうかは微妙です。

月報、月次レポートがそれぞれのサイトにあるので見てみると、iFree以外は、いずれもグラフがベンチマークから上方乖離しています。ベンチマークには配当が含まれていないためです。設定来リターンも、ベンチマークよりも上になっています。

この上方乖離がどうなるのか? iFreeはダウインデックスファンドでは信託報酬は最低ながらも、その差である0.2~0.3%を埋められてしまい、複数年では他のもの、とくにSMTに負けてしまうのではないか?

それぞれの差を見比べると、iFree以外のファンドは、どれを選択すればいいかはすぐに判明します。iFreeはもうちょっと月日が立たないと分かりません。が、少なくとも20億円ほどは金が集まらないと厳しいはずです。投信倶楽部だったかのときからダウインデックスファンドを売って、そのまま一般向けに売り続けていたら余裕だったはずですが、歴史はそのようにはなっていません。

で、ダウ30種にぶっこむなら、SMT買っとけや! という結論になります。ただ、他にマザーファンドがクッソでかくなったところが出てきたら別の展開があるかもしれません。とりあえず、一番の敵は三井住友自身。分配金はホントはやめて。SMTもドパンと分配するかもしれないんだぜ!

ダウインデックスファンド以外でも、わずかな信託報酬の差を日経225だの、国内債券インデックスファンドの他各種で比較しているサイトはあります。インデックスファンドが売られ始めて数年が経過して、そろそろ結果の比較をまとめている個人サイトが出てこないかなとも思います。

もっとも、慣れると運営会社を見るだけでコスト差が飲まれるかどうかがだいたい分かるので、慣れた人間ほどやらなくなるという……

ダウインデックスファンドを一例で上げていますが、ほかに分かりやすいのは、配当込み指数でない日経225と、配当込み指数がおかしい東証REIT指数(配当込み)をベンチマークにしているファンド間の差は、志あるブロガーのみなさまにおかれましては「信託報酬の差がこんだけ(ちょっと)ある!」でなくて、結果の比較をしてほしいものです。ネタにもなるのでおすすめ。すぐ結果が出るので勉強にはなりません。

http://ita.daiwa-fc.co.jp/
大和はしょうもない個人向け情報サイトは焼き払って、以前のように、すでに作成されているファンド情報(売買回転率込み)の3ページ、いや、サマリ1ページを開示してくれるだけで個人投資家は大助かりなんですが、

http://ifree.qri.jp/ifree/iTool.html
なぜ、こうなるのか。その銭でサマリ公開はいけたのではないか。
posted by ことばもないひと at 02:19 | 日記