2008年07月24日

401kが日本でも活発になった際に注意すべき点を示してくれるコラム

米国で人気沸騰!のターゲットイヤー投信とライフプラン投信 日本では…(1)
資産運用・投資信託 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン

ドイチェがおんどれらの資産を狙っていますというサインです。ドイチェレポートで、投信会社に個人のいわし方を示しているのかもしれません。

年金システムがこの先どうころぶか分かりませんが、公的年金だけでは老後は厳しいことになるという予想は変わらないでしょう。となると、あとはもう、自分で運用するか、別の手段として、髪をおったたせるモヒカン用にヘアスプレーを買い込んだりサングラスを選ぶなどの準備が必要です。バギーとかボウガンなども、別の道の長期運用には欠かせません。

肩パッドと鋲の打ち込まれた服を買う、フェイルセーフで刑務所による懲役福祉制度を利用するつもりが無い場合は、各種の年金制度を利用することになります。で、いま、年金制度のうちで、もっともあやしい雲行きを漂わせて、ついでに、金の匂いをさせはじめているのが日本版401k、確定拠出年金制度です。一番ホットなのは、デフォルトで選択される金融商品です。

米国401(k)プランからの示唆
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/01/dl/s0124-10_004.pdf
野村資本市場研究所 論文一覧
≪野村 亜紀子≫

厚生労働省:第13回企業年金研究会配布資料
項目20にライフサイクルフファンドの残高があります。トップはフィデリティで、次がバンガードです。

項目19に、401(k)プランのデフォルト商品をめぐって
があります。日本で投資教育といえば、個人投資家をセミナー漬けにして、ぼったくり高コスト投資信託や金融商品をねじこむ、保有していることを疑問に思わせないため、継続して洗脳セミナーするという悪夢の投資教育が一番目立ちます。オレンジジュースを飲みにのこのこ出かけると死を見ます。

そんなもんは行かなければいいのですが、セミナーの機会を、なんと、個人を雇っている企業側が提供してくれることになるかも?(一部ではすでになっていますが) というのが現在の流れです。 

確定拠出年金 投資教育ハンドブック
読むのはしんどいですが、かなり詳しくまとまっています。例として99ページからカゴメの退職給付プランが取り上げられていますが、一部の急進派以外は、超保守的な運用をしていることが分かります。導入当初で元本確保型が8割、投資教育フォローアップ後数年で6割が元本確保型です。国民年金、厚生年金保険にプラスして、生活必需品の大企業で、さらに元本確保型を選択する。(書いてて気がつきましたが、名古屋が本拠なので地域性があるかもしれません)

これでは高コスト商品をぶちこんで金が取れないことは明白です。じゃあ、デフォルトで、セミナーでは半分寝ているような社員に高コスト商品を買わせるようにすればいい。ただ、セミナーも運用会社にとってはほんとはコスト高で、人員の手配にお金がかかります。

なので、放置していたら勝手にライフサイクルファンドを毎月給料から引き落としで買わせることができるというシステムは、たいへんに有り難いものになります。

さらに重要なのは、米国の流れを受けて、デフォルトで腐ったファンドをブチ込んで大損をぶっこかせても法的に免責されちゃうようになるかも! というのが、現在の年金、とくに401kを取り巻く流れです。スーツを着たモヒカンサングラスがバギーでボウガンの世界です。

デフォルト商品に、手数料をたくさん徴収できる、さらには回転率が高くてもバレやしないライフサイクルファンドをねじ込めば、運用会社が長期で儲けることができます。

この分野に食い込めるかどうかは、投信運用会社にとっては死活問題になってくるはずです。つまり、無法がまかり通る可能性が高い。

いずれは日本にも間違い無く波及してくるであろう、401kのデフォルト商品については、老後がかかっているという気合いで監視していったほうが良いでしょう。

http://www.pfa.or.jp/top/houkokusyo/pdf/dc_handbook.pdf
企業年金の例に挙げられているカゴメでは「REITファンドくれ」「エマージングや、小型株ファンドくれ」という意見もあるようなので、ひょっとしたら、新興国株式インデックスファンドが年金運用投資信託で実現されていったのは、カゴメにお勤めの一部の方のおかげかもしれません。「スイッチングって何?」「パスワードがわからない」と、どうも、二極化しているも間違い無いようですが。

「スイッチングって何?」「パスワードがわからない」
この方達は、デフォルトファンドを乗り換える確率が極めて低いです。

米国投資信託の真実! 直販が少ないのは日本の特殊事情か?(1)
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年金はつねに狙われています。
posted by ことばもないひと at 22:33 | 日記