2016年01月07日

NISAでバランスファンド積み立てする場合は、株式は多めがいいのか少なめがいいのか?

日興の年金積立アセット・ナビゲーションファンドが運用開始から10年を超えています。長期運用されているバランスファンドで分配金も年に1回10円あるかないかです。その動きを記したチャートは分配金込みでのトータルリターンに近いものになります。

株式割合が20%、40%、60%、80%の10年グラフ
なんか見たくないものを見てしまった感が……

が、毎月、定額積み立てであれば、10年グラフの鍋底の下落しているところで長い期間を安値で拾っているということです。つまり、株式多めの方が、2016年1月の時点では報われているということになります。

しかし、期間を1年にしてみると
帽子型のチャートになります。この帽子型チャートが一年でなく、例えば10年のチャートであった場合は、毎月定額積み立てなら債券多めの方が良かった(マシだった)という結果になります。当たり前といえば当たり前ですが。安く買って高く売らないと儲かりはしません。

他にも、ゆるやかか急上昇するなら一括して投資した方が良く、上下によこよこなら積み立て、ゆるやかに下降か急降下しつづけるなら忘れてしまうか損切りが最善です。

それでも、投資に時間を掛けるのは馬鹿らしい。投資、それも年金に関する責任を可能な限り自分ではない誰かに押し付けて「だから自分は株式投資はダメだと言っていたんだ」「しかし、お国が制度を作ったわけではあるので、無下にもできなかった」「ぼくは悪くありません」と言いつつ、NISAで毎月定額積立を設定してあとは完全放置できるマシなものはないのか? メンテしても年一回以外ぐらいでないとやだ。そんな都合の良い物で、タイトルにもあるバランスファンドっぽいもの。

あるにはあったんですが、なんか、もう目標達成して国内債券運用に以降してました。

残念なことです。

完全にバックミラーを見ての話になりますが、これの仕組みはヤバイというか、ファンド内部で株式を利確して債券運用に移行して放置してくれます。したがって、株式を利確した時点での税金を取られなくて済みます。さらに、NISAにぶっこんでいた場合は、投資家が乗り換えのために現金化しても税金はとられません。信託報酬や他のコストは野村せんせいの本領発揮なのと、これで儲かって利確して現金化したら野村せんせいから碌でもない商品のおすすめがあるかもしれないのが欠点です。ではあっても、

「上値を放棄して下落のダメージを軽減する」
捨てるものと得るものがはっきりしています。美しい。
posted by ことばもないひと at 21:02 | 日記