2008年06月08日

シーゲル教授が暗躍しているににちがいないETF推奨記事 あとETF内部の売買回転率

Investor's Business Daily: Advisers:
Low Cost Is Top Advantage Of ETFs

ETFはコストが低いのです。ふんふんと思って読もうとすると

Those are two conclusions of a recent study by State Street Global Advisors and the Wharton School at the University of Pennsylvania.

待てやコラ。

ただ、後段で語られている401kプランへの組み入れは必須の流れと思います。だれだって、自分の年金は多い方が良いわけで、分かりやすい自分の年金増大方法は、まず運用コストを下げることです。ETFで伝統資産ものだと、0.2%内外で済ますことが可能です。

Twenty-one percent said the problem is the number of choices. Transaction fees were cited by 11%. Bid/ask spreads and tracking error were noted by 10%.

売買スプレッドは、ETFの場合は投資する個人に見えますが、Mutual Fundsでも分からない、分かりにくいだけで確実に存在して、投資する側のリターンをむしばみます。

斉藤惇は志の人 ETF含む東証の事業再生はなるか
http://401k.sblo.jp/article/8131661.html
スプレッドを縮めることは、投資信託の決算書に書いてある委託売買手数料以外のコストを圧縮することにも繋がります。運用する側としては、投資側に渡したくない利益のある場所です。

個人で取引に失敗して場合は見えるコスト負担になるのは間違いありませんが、ETFは概して回転率が低いので、ビッドアスクスプレッドに言及するなら、内部で見えないコストも圧縮可能としないと公平ではないような気もします。

InvescoPowerShares.com - Dynamic Market Portfolio - PWC
ちなみに、パワーシェアーズのダイナミックものは、等金額風投資に近づくという仕組みですので、回転率はきわめて高くなります。運用側やユニット組成側からすると、RAFIものと比べてスプレッドや裁定取引で稼げる機会が大きいのがダイナミックです。

PowerShares Dynamic Market Report | PWC | Snapshot
Annual Turnover % 114

PowerShares FTSE RAFI US 1000 Report | PRF | Snapshot
Annual Turnover % 8

PowerSharesのETF of ETFsでダイナミックものが多く採用された理由の一つかもしれません。

仮に日本で非課税年金口座が導入されて眼に見える課税コストがおさえられても、直接的な執行コストの削減にはつながりません。これは、継続して投資する側が監視していくしかありません。

米国では不正があってもSECによってある程度は明らかにされ、対策が講じられていきます。抜け道もつねに存在しますが、だんだんと、その抜け道も険しくなってくるわけです。少なくとも、表だって、堂々とはできない。これまでに投資家がボラれた総額が大きいのは間違い無く米国においてでしょうけれど、それゆえに投資家保護がもっとも進んでいます。

ぱっと見で同じようなETFが、米国とそれ以外の国で上場しているなら、選択するべきは米国に上場しているものです。
posted by ことばもないひと at 13:06 | 日記