2008年06月08日

日本版IRA(Individual Retirement Arrangement)に踏み込む斉藤惇東証社長

東証 : 金融商品取引法改正案について参議院で意見を述べました
http://www.tse.or.jp/news/200806/080604_a.html
・ また、これらを実現する新たな年金プランとして、今ある401kに加えて、日本版IRA(Individual Retirement Arrangement)を導入するべきではないかと思います。日本版IRAを導入することにより、運用中の運用収益については、年金を引き出すまで非課税扱いとするとともに、今後、多様化されるETFによって個人でも容易になる分散投資を通じて、国民一人一人に「自分の人生は自分で創る」という意識を持っていただくことが大切ではないかと考えております。


年金プラン
http://www.wakanacpa.com/TaxWebSite/NeedUpdate/Pension.htm
2ch投資一般板住人なら、ロスIRAの方が良い場合が多い気がします。拠出時課税ながらも運用益非課税、受取時にも非課税というのがポイントです。株式全力で複利なら、受取時に非課税はでかい感じ。

なお、不味い運用をして地獄を見るパターンも多く存在しています。セオリーとしては、国が投資環境は整える。でも、投資教育はおざなり。汗血行路フラグです。

米国では運用が保守的で、目標額が達成できないという罠も炸裂しまくっています。日本でも401kで元本保証ものばっかり選択されて、まったく運用利回りが達成できないであろう将来の状況が予想されています。

bpspecial ITマネジメント
米国の年金制度の矛盾に学ぶもの
米国では、一部で確定給付型への回帰が見らる始末です。確定給付型への回帰は、企業の年金債務を増やします。それでは当初の目論みとまったく違うことになります。

米国では、回避策として、年金運用の商品の初期設定で株式多めのものが選択されていても、提供側が訴訟リスクを負わないですむように制度変更されつつあります。雇用者が確定拠出型で何も選択しなければ、株式60〜40%、債券40〜60%ぐらいのバランスファンドで運用されるという風になれば、少しはマシになるという感じです。ただ、30-40年の長期運用では、何も考えずに株式全力が最善手だと考えます。

ETFが日本でも幅広く取り扱われ、IRAが導入され、現在、日本版401kに加入していない、できない場合でもIRAを使えるようになれば、カントリーバイアスによって、日本株式市場に多くの金が流れ込むようになるかもしれません。

元本保証の定期預金型に流れ込んで、いまと変わらず、むしろ状況が悪化ってなことになる可能性も高いわけですけど。

やはり、だまくらかす日本株式市場への個人資金を流入させるためには、東証高配当株式インデックスが有効だと思います。高配当。非課税口座なら、配当再投資時の売買スプレッド以外のコストは抑えることができます。また、配当インデックスでの運用額が大きくなれば、配当インデックスに採用されるために配当性向を引き上げる企業もでてくるかもしれません。
posted by ことばもないひと at 11:09 | 日記