2007年09月28日

キャピタルグループの日本売りのファンドはいったいどんなものなのかを予想

日興スリートップ(隔月分配型)
キャピタル・インターナショナル エス・エイ 世界屈指の運用会社
http://www.nikko.co.jp/inv/3top/3points/point3/capital.html

キャピタル・インターナショナルエス・エイは、長期的視野に基づいた運用体制に定評がある世界最大級の運用会社、キャピタル・グループ・カンパニーズの一員です。キャピタル・グループは、ボトムアップ・アプローチによる徹底した個別銘柄調査に特徴があり、世界各地にファンドマネージャーおよびアナリストを配置し、グローバルなリサーチ体制を敷いています。

広告等は行わず、リターン向上にむけ調査活動に多額の費用を充当
調査訪問回数(2005年) 10,000回以上
調査活動に使用された費用(年間) ※1 135億円以上
ポートフォリオ・マネージャー 39人
アナリスト 87人
その他のプロフェッショナル ※2 29人
合計 155人
2006年6月末現在


余談から入りますが、これらの調査費用は、最終的に投資家負担とあいなっております。調査を放棄してコストカットを行い、市場平均にただ乗りするインデックスファンドやETFが、なぜに心強いのかが簡単に分かる秀逸な紹介サイトだとおもいます。

本題。キャピタルグループには多数のファンドがありますが、日本での組み込みでは、CIFグローバル・エクイティ・ファンド クラスCが多いようです。というわけで、日本での販売は、クラスC受益証券に費用をあわせてくると思います。まあ、クラスAは日本の環境だと売れないでしょうから仕方がありません。

クラスAとかCとかなんですか? だいたいの分類として、
A フロントロード多め  エクスペンスレシオ低め
C フロントロード少なめ エクスペンスレシオ高め
会社によっては、AやらCが逆になる場合もあります。american fundsでフロントロード高めというのは、販売手数料5.75%を意味しますので、これは日本では販売できないこと間違いない商品です。クラスやらプラン分けの詳細については以下に
http://www.americanfunds.com/help/what-pricing-options.htm

日本で販売されることになるであろうキャピタルグループの世界株式ファンドの予想としては、以下のクラスCの円建てものになると思います、というか、これ以外だとバッドエンド「EFAの方がマシ」です。

CIF Global Equity Fund
ここで注意するべきは、初期状態のチャートにだまされないことです。「お、設定来だとMSCIワールドに圧勝してるじゃん!」というのは危険な兆候です。view chartを見て、ここ数年の成績を見ると、別の景色が見えてくるはずです。

なお、世界株式と、世界バランスファンドの2本が用意されているという話ですので、ほんとは以下の二つがベースになっている可能性の方が高いです。

American Funds - Detailed Fund Information -
Capital World Growth and Income Fund - Class C

American Funds Capital World G/I C Report (CWGCX) Snapshot

American Funds - Detailed Fund Information -
Capital Income Builder - Class C

American Funds Capital Inc Bldr C Report (CIBCX) Snapshot
posted by ことばもないひと at 17:46 | 日記

米国投信最大手・キャピタルの投信は避けるのがおすすめ

米投信最大手キャピタル、日本に本格参入
投資信託の米最大手、キャピタル・インターナショナルが日本に本格参入する。10月中旬から野村証券を通じて個人向けに2本の投信の販売を始める。「貯蓄から投資へ」の流れを背景に、日本の投信市場の拡大傾向が続くと判断した。個人にとって購入するファンドの選択肢が増え、国内投信市場のすそ野が広がりそうだ。

 キャピタルはバンガード、フィデリティと並ぶ米3大投信会社の一角。米国では主に「アメリカンファンズ」ブランドで投信を販売しており、運用残高は6月末時点で1兆2000億ドルと、日本の投信市場全体(約68兆円)の約2倍の運用規模を誇る。


運用残高が多すぎるため、特定セクターに投資するファンド以外は、全体としてインデックス寄りの運用にならざるをえません。簡単に言うと、キャピタルの運用するファンド群自体が、インデックス、この場合は市場平均そのものになるわけです。

で、インデックスならインデックスファンドで売ってくれれば良いのですが、そんなことはまったくあり得ないというのがお約束の展開です。いまのところ、販売が決定しているのは、野村證券の窓口だけというのも、もう、はめこみ展開というか、いったい、どの口が「個人にとって購入するファンドの選択肢が増え」「国内投信市場のすそ野が広がりそう」と言うのかという感じです。

American Funds Mutual Funds - Fund Family Snapshot
http://quicktake.morningstar.com/FundFamily/Snapshot.asp?Country=USA&Symbol=10139

Vanguard Mutual Funds - Fund Family Snapshot
http://quicktake.morningstar.com/FundFamily/Snapshot.asp?Country=USA&Symbol=10740

でかければ良いというものではないのがファンド会社の比較で、American FundsとVanguardを見ると、一発で理解できます。「あれ? American Fundsの平均値の方が上じゃん?」と思ったあなたは、油断しないようにしましょう。

差は、ドメステイックとインターナショナルの投資割合がもたらしたものです。ドル安ユーロ高分と思って差し支えありません。インターナショナルの数値が大きい(そして、債券の割合が小さい)American Fundsが有利に見えるだけです。

Funds By American Funds: Mutual Funds Center - Yahoo! Finance
http://biz.yahoo.com/p/fam/american_funds.html
American Fundsの世界株式ファンドでリターン上位のファンド(フロントロードが軒並み5.75%)をmorning starで調べると、いずれもETFのEFAに近似したリターンとあいなっております。したがって、EFAかMSCIコクサイに連動するインデックスファンドを買っていた方がマシという結論にたどりつくことができます。

幸い、現時点では野村の窓口に行かないと売りつけられることはないようです。のこのこと、野村の窓口という名の鴨撃ち場に近寄らないように気をつけましょう。
posted by ことばもないひと at 13:49 | 日記

2007年09月20日

バークレイズが殺しにかかる IWRDなど日本国内販売 でもバリュー系ETFはお預け

バークレイズ・グローバル・インベスターズ・グループ、
海外のiシェアーズ22本を新たに日本市場に投入 −
日本でのiシェアーズ提供数は合計62本と、品揃えを5割以上拡充
http://www.japancorp.net/japan/Article.Asp?Art_ID=39629
新規投入される22本のiシェアーズ・ファンドは、リーマン・ブラザーズ、MSCI、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)等が算出している各種指数に連動するファンドで、今後日本において証券会社を通じて投資家に提供されます。今回の新規投入により、BGIグループが日本で提供する海外のi シェアーズは従来に比べ5割以上増加し、合計62本となりました。


IWRDがあるので、MSCI WORLD連動ポートフォリオ構築が一本で終わります。EEMを追加して、MSCI AC WORLD連動ポートフォリオが作成完了。IWRDの国内登場を受けて、イートレードが取り扱うのであれば、投信スーパーセンターでのすみしん積み立てを取りやめて、IWRD一本にしようと思います。

http://www.japancorp.net/japan/pdf/070920iSharesJfinal.pdf
一覧のpdfです。

新規取り扱いは以下。

債券 9本
iシェアーズ ユーロ社債(IBCX)
iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債ファンド(HYG)
iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債ファンド(LQD)
iシェアーズ リーマン 1−3年米国国債ファンド(SHY)
iシェアーズ リーマン MBS 固定利付債ファンド(MBB)
iシェアーズ リーマン 7−10年米国国債ファンド(IEF)
iシェアーズ リーマン 20年超米国国債ファンド(TLT)
iシェアーズ リーマン・クレジット・ボンド・ファンド(CFT)
iシェアーズ リーマン短期米国国債ファンド(SHV)

グローバル株式 6本
iシェアーズ MSCI ワールド(IWRD)
iシェアーズMSCI 北米(INAA)
iシェアーズMSCI AC 極東(除く日本)(IFFF)
iシェアーズMSCI ヨーロッパ(IMEU)
iシェアーズS&P ヨーロッパ 350 インデックス・ファンド(IEV)
iシェアーズFTSE 100(ISF)

新興国 4本
iシェアーズFTSE BRIC 50(BRIC)
iシェアーズMSCI トルコ(ITKY)
iシェアーズMSCI マレーシア・インデックス・ファンド(EWM)
iシェアーズS&P ラテンアメリカ 40 インデックス・ファンド(ILF)

スペシャリティ(3本)
iシェアーズS&P 上場プライベート・エクイティ(IPRV)
iシェアーズS&P グローバル・ウォーター(IH2O)
iシェアーズKLD セレクト・ソーシャル・インデックス・ファンド(KLD)

HYGのハイ・イールドボンドETFは、日本国内では高コストの投資信託しかありませんでしたので投資している人は乗り換えの価値はあります。

債券ETFの種類が増えたため、ETFを利用した、老後や引退後の毎月分配型ポートフォリオの構築に幅をもたせることも可能なります。AGGにプラスしてなにか一品あるといいでしょう。インフレリスクをどうとるかに掛かっています。

BRICは、EEMじゃなくてホットセクターである特定の国にまとめて投資したい場合におすすめです。というか、BRICs投信、もういらねーなーの世界です。トルコ、マレーシアや南米ETFも、うれしいパターンです。トルコリラにレバ掛けFX投資よりもETFアホールドがおすすめです。

グローバルウォーターETFは、日本にある既存の水関連投資信託の高コストを浮き彫りにするでしょう。水関連ETFは他と別の動きをするので、ちょっと加えて放置するにはいいかもしれません。自分はCGWですが。

まあ、しかし、バリュー系ETFがなんでこうも後回しになっているの? ってな感じです。届け出ぐらいは簡単でしょうに。商売の都合にしても、INFRがあるけれどJXIは出してくれているし、なにがまずいのかがわかりません。なにが問題なんでしょうか。EFV+あと一本、米国株式バリューETFのいずれかで、世界バリューインデックス連動ポートフォリオがくめるのに。うーむ。

マッチポンプで以下2chのETFスレッド
【ETF】株価指数連動型上場投信 6
609 名前: 名無しさん@お金いっぱい。 [sage] 投稿日: 2007/09/20(木) 14:22:45.21 ID:m0Exc1Qz0
バークレイズ・グローバル・インベスターズ・グループ、海外のiシェアーズ22本を新たに日本市場に投入
− 日本でのiシェアーズ提供数は合計62本と、品揃えを5割以上拡充
http://www.japancorp.net/japan/Article.Asp?Art_ID=39629
610 名前: 名無しさん@お金いっぱい。 [sage] 投稿日: 2007/09/20(木) 14:28:36.29 ID:QC5fSi310
- iシェアーズ MSCI ワールド(IWRD)

これとEEM買えば、簡単に全世界分散投資ができるね。
611 名前: 名無しさん@お金いっぱい。 [sage] 投稿日: 2007/09/20(木) 14:52:35.75 ID:BYlVZ5by0
>>609
Good news !!!

IWRDはうれしい。
個人的にはBRICもうれしい。
612 名前: 名無しさん@お金いっぱい。 [sage] 投稿日: 2007/09/20(木) 15:01:00.69 ID:QC5fSi310
でもIWRDってロンドンに上場してるんだっけ?
イートレや楽天だと取引は難しそうだね。
新着レス 2007/09/20(木) 15:43
613 名前: 名無しさん@お金いっぱい。 [sage] 投稿日: 2007/09/20(木) 15:26:09.64 ID:/MSwQ4AK0
あ、そういや、ロンドン上場ETFで、
楽天、イートレが取り扱っているものはないな。
BRICもダメじゃん。


ロンドン上場かどうかを調べるには、
Stock-Encyclopedia.com ETF Guide
http://etf.stock-encyclopedia.com/
がわかりやすいです。国旗マーク付き。まあ、4文字ものはロンドンと覚えておけば簡単です。米国だとETFは3文字縛りがありますから、カナダも3文字ですが、4文字はロンドンロンドンロンドン、ゆかいなロンドン楽しいロンドンです。ロンドンロンドン。

よくよく見ると、ロンドン上場のETFがけっこう多くて、じゃあ、野村か大和か日興かキャピタルパートナーズあたりで買うことになるのでしょうか。大手証券だと特定口座組み入れはありがたいけど、コストやら、他の腐れ金融商品の勧誘がちょっとなー。
posted by ことばもないひと at 15:17 | 日記

2007年09月17日

金融庁、株価指数ETFの認定手続き簡素化へ

金融庁、株価指数ETFの認定手続き簡素化へ
金融庁は株価指数連動型の上場投資信託(ETF)の新商品を作りやすくするため、認定手続きを緩和していく方針だ。現在は金融庁長官が申請のたびに個別に認めているため手続きに数カ月かかっているが、簡素化でこれを大幅に短縮。多様な商品の発売を促すことで、ETF市場の活性化につなげる考えだ。

 ETFの主力となっている株価指数連動型の商品は現在、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)、電気機器や銀行の業種別指数など 11種類が投資信託法の政令に基づいて指定されている。ただ、金融庁の指定に併せて税額控除の対象とする手続きも必要になるため、指定完了までに数カ月程度の時間がかかっている。

現在の指定11種類に、実はダウ指数とナスダック指数も含まれています。したがって、出そうと思えば、iSharesというかバークレイズなら、速攻でDIAを、PowerSharesならQQQQを日本国内で上場できるわけです。してませんけど。時期が悪かった以外にも理由がありそうです。当時、日本ではカントリーバイアスが強すぎたのです。

また、大手証券会社でも、ダウ連動もしくはナス連動のETFを国内上場できたわけですが、されていません。いまはカントリーバイアスが大変に弱くなっています。というか、日本株に投資しているのは時勢の読めないかわいそうなひとぐらいの勢いです。ざんぎり頭を叩いて文明開化の音がするってなもんでもないでしょうが、日本株のETFも種類が存在していません。

簡素化される以前に、すでに承認されていたダウ、ナス指数連動のETFをまず望みたいところです。なお、DIAだと毎月分配型です。よけいなことをせず、そのままを実現して、毎月分配型の投資信託以外の選択肢を提供してほしい。特定口座源泉徴収有りに放り込めるメリットは大きいはずです。確定申告やら損益通算も楽になります。
posted by ことばもないひと at 00:58 | 日記

2007年09月14日

弱気相場におすすめのVanguardの投資信託

Vanguard's Best Bear Market Mutual Funds:
Financial News - Yahoo! Finance
http://biz.yahoo.com/ms/070830/204909.html?.v=1

VWELX:VANGUARD WELLINGTON INCOME FUND
http://finance.yahoo.com/q?s=vwelx
VBINX:VANGUARD BALANCED INDEX FUND
http://finance.yahoo.com/q?s=vbinx
VWINX: VANGUARD WELLESLEY INCOME FUND
http://finance.yahoo.com/q?s=vwinx

下げ相場でおすすめのバンガードのファンドが紹介されています。その中でも、バランスファンド三つを上から株式が多め順に並べています。参考にするべきはホールディングスで、どのような株式を保有しているかを見ることができます。

日本でこのポートフォリオを実践するなら、いくつかのETFで代用が可能になりそうです。VWINXはマネックスで買うのがいいかもしれません。0.6%ほどコストが上昇しますが、マネックスセゾンカードと組み合わせると、老後や引退後に便利です。

なお、現在の税制や特定口座の仕組みでは、分配に対する二重課税は確定申告する意外に回避方法はありません。そこは毎年の楽しみぐらいにポジティブにとらえましょう。

iShares Dow Jones Select Dividend Index
Report DVY Portfolio

自分で似たポートフォリオを構築する場合、手間を省いてコストを下げてくれるのはDVYです。インカムストックポートフォリオ一発構築。好きな比率で、AGGを組み合わせると、上記のVanguardのファンドにかなり連動したポートフォリオになるでしょう。

VWINXライクなポートフォリオを構築する場合は、長期保有と買い付けのコストをマネックスでVWINXに投資する場合と比較して有利になる方で。
posted by ことばもないひと at 01:00 | 日記

2007年09月11日

イーバンク銀行がくりっく365に参入予定

イーバンク銀行、為替証拠金取引資格の取得を申請
イーバンクは現在、東京金融先物取引所が提供する取引所為替証拠金取引「くりっく365」の取扱業者となるべく準備を進めており、今後、取引資格を取得しシステム開発等が完了次第、サービスを開始する予定です。

一万通貨単位、もしくは千通貨単位で現引きができ、外貨預金口座に入れることができれば嬉しい感じです。まあ、くりっく365なので、当面は無理なんですけど、いずれはくりっく365のシステムも改善されるでしょう。通貨ペアが増えたら、ポンスイ低レバアホールドをポートフォリオの一部に組み入れたい。DBVが特定口座で購入できるようになっていれば、そっちを選択しますが。

イーバンク銀行全体での投資向きかどうかは、悪くないと言ったところです。為替は低コストながらも外貨での引き出し送金は不可、取り扱いの投資信託は数は多いものの、まともな投資信託はわずかしかありません。

引退後に、キャッシュカードと組み合わせて、毎月(隔月)分配型の投資信託の分配金で生活するといった場合でも、バランス型投資信託でまともなものがノーロードで存在しないため、受け取ると決めてかかれば他の最適解が存在します。

くりっく365にとりあえず期待したい所存です。
posted by ことばもないひと at 12:16 | 日記